From Southern

サザンカンパニーからの月イチコラムです。
書いているのはサザンカンパニーのスタッフ、写真やイラストは、サザンカンパニーと関わりのある方に依頼しています。

第6回「まだ見ぬ、サクラかな」


宣伝になってしまいますが、今年は1月から、当社の編集・取材の書籍が続いて刊行されています。1月に『東京市民マラソンアイコンマップ』(地球の歩き方)、2月には『バリアフリーハワイ』(地球の歩き方)、3月『拝啓、父上様』オフィシャルガイドブック(扶桑社)4月に『水琴窟』機関誌(予定)です。バリアフリーの本は、諸事情で実質3月にずれ込みましたが、どれも年末年始に作業のピークを迎え、毎日あたふたとしました。通常の仕事に加えての対応でしたので、それはそれは大変でした。やっと形になりましたが、おかげで会社の年賀状をつくることを忘れてしまったり(会社始まって以来です)、年末の大掃除が3月にずれ込んだりした次第です。このコーナーの更新が遅れたのは、ただ忙しく余裕がなかったせいなのです。

サクラが咲いて、急に華やかになったように、長い期間関わってきた仕事が本の形になるのは、とてもうれしいものです。どの本もページをめくれば、編集や取材をした時のさまざまな苦労や思いが蘇るものです。小さな事務所ですが、年輪を重ねたような気がします。

サクラは、咲いているときばかりが騒がれますが、花のない季節にもさまざまな願いで日々をすごしている訳で、その気にかけられない時期の気温や天候などの環境が、咲き具合に関係するといわれています。1年を侍して、開花するサクラに比べたら、私たちの会社は、設立して17年目をまもなく迎えますが、まだほんとうの開花期を迎えておりません。桜前線のようなものに影響されることもなく、景気の動向などにも関係なく、会社を始めたときの初志が、いつか満開に咲き誇る時がくるものと信じつつ、毘沙門天や牛込濠に咲きはじめたサクラを眺めています。(咲く前に散るなんてこと、あるといやだなあ)(長岡)